BROWN. | 京都 二条新町の生活雑貨店

ヴィンテージのカチナドールです。１９５０年代以降のものと思われます。”カチナドール”とはネイティブアメリカンのホピ族が信仰する精霊を人形にしたものです。コットンウッドというポプラ科のとても軽い木の幹から作られていて、その数は４００を超えると言われています。現在もホピ族によって製作されていますがこれはその古いモノです。トウモロコシの種軸で塗られた二つの耳を持つ形のコーンモチーフで、”カチナドール”を作っていた彫刻家ウィルソン・タワクワプテワ(1873-1960)の作品を模倣したもののように思えます。今でも十分素晴らしい配色ですが、もっと時間が経つともっと色が褪せてもっと良い感じになりそうです。ボトムには白いキルトのようなものを巻いていてそれが脚より少し長い為、なかなか直立できません。ので壁に立て掛けるか台座を用意してあげると良いかもしれません。