ヨーロッパ買い付けの旅 2020 春➁
3日分イギリス滞在が増えて、なんだか休みをもらった気分になってしまいました。
翌日は珍しく朝寝坊からスタート。
選んだロンドンのホテルがとても素晴らしくて（駅と郵便局に近く、こじんまりとした古い建物をリノベーションしてあり、それが今どきのデザインホテルのようなシュッとしたリノベではなく居心地の良さを最優先にした温かみのある、けど最新の設備を整えた、宿泊客を大切にしたいという思いが伝わる、街なかなのにとても静かな住宅のようなホテル。部屋もベッドも広く、勿論朝食付き。そして適正価格。）素晴らしいでしょ？実際、これまでの中で一番リラックス出来たホテルです。あ、サービスもさり気なくて良かった。7泊と長い滞在の私に浴槽付きの部屋をサラッと（ここ重要！）提供してくれました。そんなだから毎日ホテルに帰るのが楽しみで仕方がなかったです・・・まさにドリーム♪
ロンドンに行かれる際は是非お尋ねください。
あれ、ホテルのサイトの口コミようになってしまいました。。失礼。
まあそんなだったから朝寝坊、ゆっくり旅モードだったのです。
とりあえず・・・
前回行き損ねたところへ向かうことにします。
『VIOLET』はロンドンの街なかからちょっと離れた場所（Hackney）にある、超有名なベーカリーです。やはり混んでいました。。イギリスにも少しずつ感染が広がりつつあったからかテイクアウトにされる人がほとんどだったので、私は２Fの端の方に座って食べることにしました。
その２Fがとてもステキでした！
実は来店する前はなんとなく、とてもカワイイお店を想像していたんですが、入ってみると覆されました。どちらかと言うとカッコイイという言い方のほうがしっくりするお店です。色々と適当な感じに見えて置いている雑誌の種類や内装、什器の使い方にちょっとしたこだわりが感じられました。黄色い大きな布を一面に使って備品を隠しているところ、アンティークの細長いフレームを横向けにミラーにしていることろ、使い込まれた感じの良い家具を使っているところ・・洒落てるな。。他にもお客さんがいらっしゃったので写真があまり撮れなかったのですが、忘れないようにと頭の中のシャッターをカシャカシャと押しまくりました。。海外のどこの国でもそうですが、カフェやベーカリーにこういうラフでステキなお店が多くて、目でも楽しませてくれるのがイイですね。
だから街歩きはやめられない♪
お目当てのスイーツが美味しかったのは言うまでもありません。見よ、この美しいお姿を。
この『VIOLET』がある周辺には、雑誌でも取り上げられているセンスの良いお店がたくさんありました。この後、急に天候が変わり、雨に強風で立ち寄ることが出来ず残念でしたが。晴れた時に行くと気持ちよさそうなエリアです。
そしてこの後、気が緩んでいたとしか思えないのですが、これで終わったら丸々一日が遊びになるからまずいな～仕事しなきゃ、と感じの良いエコバッグを買いに、久しぶりに若者の街ブリックレーンに行くことを思いつきました。
この日は土曜日、時間は夕方。
・・・ヒ、ヒェ～～人人人。お酒を飲んで騒ぎながら集まっている団体がそこら中に！マスクなんて誰もつけてやしない。そんな中を手袋とマフラーで顔をグルグル巻きの防御態勢で集団を避けながら小走りで目的地（ここがまたブリックレーンのど真ん中にある）に向かいながら自分に悪態をつきまくりました。
「なぜ？なぜこんな週末に来てしまった？？」
「私のバカバカ！」
「ヒ～」
なのに・・目的の場所に着いたら、そのすぐ近くの更にディープなエリア（人の多い）に探していたレコード屋があることが発覚、、、、う・・突進。
レコ屋に無事に着いたのは良かったが、買いたいエコバッグが店頭にない！
“もしやレコードを買わなきゃそれは買えないのか？”
普通に店員さんに「エコバッグ売っていますか？」と聞けばいいのに、何を考えたのか、というか考えられなかったのでしょうね、焦ってて。店員さんに聞きもせず、そこでレコードをあさり始めてしまった。手袋をつけたまま。勿論。
混んではいませんでしたが、焦ってるもんだからちゃんとタイトルが目に入って来なくて余計に時間がかかりました。結局、お会計時にレコードを買わなくてもバッグは普通に売られていている事が分かり、やけくそ気味に大量購入。お会計は手袋をつけたまま。勿論。
そんな思いをして手に入れた貴重なバッグはこちらです↓（SOLDです。ありがとうございます）
無謀なことをしてしまったと反省しています。