2019年春 ヨーロッパ買い付けの旅⑤
着いたのは南イタリア、プーリア地方のオストゥーニという町です。オストゥーニは城壁に囲まれた白い町。その旧市街に滞在します。
宿は当初、例のホテルにと思っていたのですが、アンティークマーケットがある街の中心部からかなり離れていることがわかり断念。そのマーケットから歩いて2,3分の場所にあるキッチン付きの一軒家を借りることにしました。
目の前には郵便局。これ以上ないほどの好条件!この階段↓さえなければパーフェクトです。1つ1つの階段の段差が30cmほどあるので足が上らない。たかだか10段ほどなのに踏ん張れない。フーフー言いながら一段ずつゆっくりゆっくり上がります。疲れた身体にはキツすぎた。。。
でも、そこを乗り越えると天国が待っていました♡
中は真っ白の石造りで昔ながらの建物をかわいくリノベーションしてあります。真っ白いのは石灰を砕いたセメントのようで、夏の暑さ対策なのかな?ヒンヤリしていました。
電気もつけず写真を撮る、撮りまくる、、コーフンっぷりが伝わりますね。
ここで楽しく充実の4日間を過ごしました。
・・と言いたいところですが、ここでは12時から16時までがシエスタです。
お店もレストラン以外は全てクローズします(その時間でゆ~っくり食事するんですね)。オストゥーニに来るまでは、アドリア海に行って、あのホテルにも行って、と意気込んでいましたが、現地に来て車がないとどこにも行けないことがわかり(ウーバーはサービス外だし、タクシーは自分で呼ばないといけないし、で、イタリア語を話せない私には無理でした)、最初の2日間はただ街を練り歩くだけという。。だから充実とは程遠かったかもしれません。はじめは仕事もせずに何やってんだろ?とも思いましたが、逆にこんなに何もすることがないのも贅沢だよね、とひたすらのんびり過ごすことに徹しました。
私の宿は旧市街にあります。オストゥーニの旧市街はとても小さいので、2,3時間で一周できるような感じです。
本当にどこもかしこも写真を撮りたくなる、とても美しいところでした。
「それにしても人がいないな~」
特にシエスタの時間は無人に近かったんです。
「みんなどこにいるの?」
ホテルの予約サイトでは旧市街のほとんどの宿が満室だったのに・・・
これは未だに謎ですが、多分オストゥーニではあまりすることがないので、近くのアルベロベッロやアドリア海に一日観光に行ってたんだろうと思います。(憶測)
その頃私はレストランでイタリアンを満喫♪