2019年春 ヨーロッパ買い付けの旅④
超悪天候のイギリスでの買い付けを終えて、2つ目の国へ移動です。待ちに待った南イタリアに出発です！
なぜ今回、南イタリアにしたのか？
常に行きたい国ではありましたが、なんせ、買うものが無い⇒仕事にならない⇒永遠に行けない国だ、と、遠い目で見ていました。ずっと。良くイタリアに旅行に行かれるお客様からイタリアの話を聴く度に行きたい行きたい・・と思い続けていたのでそんな思いが蓄積されていたのもありますが、きっかけは”OPEN HOUSE “という1冊の本（というか雑誌）。そこに載っていたホテルが素晴らしかった。
真っ青な空に真っ白の石造りの建物、ホテルの周りにはオリーブの木々。洗練されて、でも暖かみのある内装にアンティークの家具。重厚さは無くて軽やかです。みんなで囲んで食べる食事風景もオシャレ。
その中にぼんやりと見たことあるような陶器？が並んでいました。よ～く見るとそれらは私が随分前にフランスで購入したことのある入れ物で、それ以来見つけられず（見つけても相当高くて買えず）なんとなくず～っと頭の片隅にあったモノのようでした。
「これはもしや…？！」
そこから調べまくりました。これは行けるかもしれない！もう必死です。
・・・そしてその正体がわかりました（大げさ）。それらは、その土地プーリア地方で100年以上前(もっと前かも）からつくられているテラコッタの入れ物でした。いまどき流行らないかもしれないけどなぜか惹かれる、買って帰りたい。紹介したい。とうとう、月に一度のアンティークマーケットでその入れ物に出会えることを突き止めました（大げさ）。
南イタリアに行こう！
行く理由を見つけたのです（笑）
ただ、そこに行くには4日間滞在する必要があります。なぜならイギリスからは飛行機が隔日しか飛ばないから。。それもまたまた早朝便。が、勿論行きます！
初めての場所は本当にワクワクします。何も買えなかったらどうしよう？という不安もありますが、「どんなものに出会えるんだろ？」と、期待がそれを上回ります。3日目がファーマーズマーケット、4日目がアンティークマーケットです。
それまでは街を散策して、パスタ食べて、アドリア海にも行って、、、あのホテルにも行ってみたい。溢れんばかりの想いを乗せて南イタリア、プーリアに到着しました。
