2019年春ヨーロッパ買い付けの旅②
今回、飛行機を何度も使ってヨーロッパ各国を移動することは先にも書きましたが、この旅で一番驚いたことが空港の光景にありました。(写真はない・・)
イギリス→南フランス、イギリス→南イタリア行き はロンドン郊外にあるガトウィック空港とスタンステッド空港を使いました。
いずれも朝の6時の早朝便です。4時から搭乗手続きが始まります。
「朝4時に空港かぁ・・人も少ないし食べるところも開いていないし、電気もまばらだから暗いだろうなぁ、ああ嫌だな~」
と、気も身体も重く引きずりながら空港に行くと、そこには想像を絶する光景が広がっていました。
「・・・な、なんじゃこりゃ?!!!!」
まず、搭乗手続きカウンターは人で溢れかえっている(少し並んだくらいに)、荷物検査を終え待合場所に進むと、電気はフル稼働で煌々としているし、お店は全て開いているし、更に、待合場所は座るところがないくらいの人、人、人。朝の4時なのに皆さんカフェでモリモリ食べている。。。
全てが想像と真逆で、まるでラッシュアワーのような賑わいです。
「うそ、やん。朝の4時、4時よ、ね?」
何度も時間を確認する。
暗くて人が少ない空港がイヤだなと思っていた私に嬉しすぎるサプライズ!です。
あまりにもビックリして、というかコーフンしすぎてか(笑)何度も言いますが、写真を撮る事をうっかり忘れてしまった。。ぁあ不覚。。ぁあ不覚。
(皆さんにも見てもらいたかった)
カフェ以外のお店(免税店)も開いているので、スニーカーの試着なんかもしちゃったりして。
朝の4時に!(笑)
後で調べてみると、ロンドン市内から各空港行きの電車は朝の3時から運転していました。日本は勿論、アメリカの空港でもこんなことは経験したことがなく(カフェが1軒開いていれば良いほう)、陸続きのヨーロッパならではの光景だな、と思いました。早朝便が一気に好きになりました。これは大きな収穫です。
そんな空港から向かった先、一つ目は南フランス、リヨンです。
リヨンは街の規模がほどよく、私の好きな雑貨があるのでいつも訪れる街の1つです。
今回は早朝便なので、リヨンに着いてもまだ朝。マーケットは翌日だったので、その日は時間の許す限り、街を散策することにしました。
何度も訪れているリヨンですが、いつも時間がほとんどなくて駅の周りをウロチョロするだけだったので、街歩きをちゃんとするのは初めてです。
あいにくの雨でしたが旧市街まで行ってみることにします。
キレイ…なんて美しい・・
旧市街に行く前に大きな川が流れていました。ローヌ川です。
雨に煙るローヌ川と川に沿って建つ中世のお屋敷のような建物がとても幻想的です。パリのセーヌ川に似ているけど、こちらの方が建物の高さが低く、ずっと遠くまで見渡すことが出来るので気持ちが良い。
知らなかった、リヨンがこんなに美しい街だったなんて。
今までは新市街しか歩いたことがなかったんだなぁ。
橋を渡り旧市街を歩きます。
旧市街は石畳みで細い路地が入り組んでいる坂道の街。その細道を歩いてふと上を見上げると古い教会の鐘が見えました。そんな歴史を随所に感じる街に、今風のお店が並びます。古いモノの中に最新のモノ。それが良かった!それがより一層この街を魅力的にしていると思いました。
勿論、観光だけでは終わりません。
そんな旧市街でもキッチリと買い付け出来たことで、益々リヨンを好きになりました。笑