2018年 秋 アメリカ買い付けの旅 2
1からすこし時間がたってしまいました・・
なぜかというと写真のデータが突然消えてしまいジタバタしていたから。言い訳?・・・です。でもほんと。
それも旅の前半部分。主にサンフランシスコのが、です。
そしてジタバタしたのに解決できずです。だから、この2は写真がほぼなく、私の拙い文章多く。大変申し訳ないです。お覚悟を。
ってことで、スタート!
買い付けの時の夜ご飯は、ここ最近はほとんどホテルの部屋で食べます。
大きなアンティークフェアーの場合は大体が田舎でお店が周りにない(もしくは早く閉まる)ため、日本からカップ麺を持参していきます。都会の場合はヨーロッパでは中華、アメリカならデリのサラダバーでテイクアウトすることが多いです。アメリカのデリといえばオーガニックスーパー『WHOLE FOODS』が思い浮かびますね。スターバックスのようにどこにでもあって、野菜や果物が新鮮で和食も豊富に揃っているので私も良く活用しています。
今回のサンフランシスコでも当初『WHOLE FOODS』か『FREE WAY』(ホールフーズよりもお手頃価格のスーパー)で調達~と思っていました。『CANYON MARKET』に行くまでは・・・
『CANYON MARKET』はサンフランシスコのGLEN PARK地区にある地元密着のスーパーマーケットです。この1店舗のみの個人経営のスーパーです。ここのお店のシンボルマーク(看板)が凝っていてとってもかわいいのをガイドブックで知り、エコバッグ好きとしては無視できず「もしこんなにかわいいエコバッグがあるなら欲しいな~」と、ホテルから地下鉄に乗って30分近くかかるこのスーパーに行きました。
お目当ての絵入りエコバッグは(作って)なかったんですが、パン専用の袋やチーズや豆、オリーブなどの容器にあの絵が描かれている!欲しい!
「パンとドライフルーツを買おっと。ん?サラダバーもあるからついでにここで夜ご飯も買っていくか。」
そんな気軽な感じでそれぞれを少しずつ購入しホテルに戻ります。買ったものを絵柄の入った有料の紙袋に詰めてもらいます。
部屋で買った総菜を食べて、ビックリ!!!
どれもこれもが美味しい。マッシュルームの焼いたものもビーツのサラダも玉子サラダも豆さえも!ドレッシングなんていらない味付け。濃くはない、けど薄くもない。程よい塩加減でとてもおいしい。ペロリと完食です。
「どうしてもっと入れてこなかったんだろぅ。」「もっと食べたい。」
調べると、総菜を中心に出来る限りホームメイドにこだわっているとのこと。そういえば・・・他のスーパーマーケットで良く見るような有名なブランドの商品が少なかった気がする。。
そこも気に入った。明日も行こう!
往復1時間弱の時間をかけて、翌日も晩御飯を買いに行きました。サンフランシスコに何しに来たのか?・・とも思いますが、美味しいものをちゃんと食べると元気にがんばれますよね。勿論、翌日は容器に沢山詰めて大満足でした。
『CANYON MARKET』おススメします。
(ドライフルーツが入っていた容器と紙袋。エコバッグも・・希望します!)
スーパーマーケットといえば・・・
サンフランシスコのスーパーマーケットと言えば、90%近くがオーガニック商品、徹底されたリサイクルで有名な『RAINBOW GROCERY』があります。その中でも特にすごいのは量り売りコーナーの充実ぶりです。
もう何から何まで量り売りです。食べるものだけじゃなくてシャンプー、洗剤、ハーブまでも量り売りです。
それを見ていつも思うのは、提供するお店側だけでなく、消費者にも知識(や記憶力や想像力?創造力?)が求められるということ。ついついメーカーやラベルで判断して買ってしまう自分に警告を与えてくれる貴重な場所です。
今回はこちらに行けなかったのでバークレーにある同じように量り売りでは他を圧倒する品揃えの『BERKELEY BOWL MARKETPLACE』に行きました。
少しヒンヤリした体育館のような空間に並ぶいろんな野菜、果物の数々に、ずら~っと並ぶ量り売りコーナー
まるで倉庫にいるよう・・
(Bulk コーナー:雑誌の写真より)
圧巻です。
市販の袋に入ったモノなんて数えるほどしかない。ほどんどが透明な袋にラベルがポンとはってあるだけ。それ以外はすべてが量り売りです。
倉庫のような無機質な空間には、透明袋が置かれたスチール棚とピシッと同じサイズの量り売りの容器が整然と並び、お店の真ん中には野菜や果物の鮮やかな色、通路はシルバーのカートに黒い買い物かご。そのコントラストがとても美しくものすごくカッコいい!余計なものが一切ない感じ。まるでストックルームの様です。オリジナルのパッケージの配色も茶色に黒の文字が業務用みたいでいい。
そこで浮かんだ言葉は”本気”。1つ2つ買うくらいじゃここにいちゃいけないような・・・・
けど、何か買いたい。探したのは勿論エコバッグです。
やはりオリジナルのエコバックも良かった。図柄は紋様のようで派手さはありませんが、形と良いキャンバス生地を使っていた点が気に入りました。使っていくと紋様も剥げて来ていい雰囲気になるだろな~と購入しました。
サンフランシスコの食に対する意識の高さを垣間見た2日間でした。