アメリカ買い付けの旅2023年春②

そして迎えたフリーマーケット当日。
「一般のお客さんの入場時間は6時なので、5時半までにはお店を設置する事」という約束を守るため、宿泊先を朝の4時前に出発して会場に向かいます。
その当日になっても出店可否の返事は無かったけれど、まぁとりあえず行こぅと。どっちにしても私はフリマで仕入れをしなくちゃいけないしね。
真っ暗な中、現地に到着。既に出店者と見られる人が入口の前の受付にいたので、前の人のやり取りを聞いてドキドキしながら受付の人に名前を告げると、あっさり「オッケー、あなた達は○○番のブースね」と名前と出展ブース番号の入った入場許可証を渡された・・・拍子抜け。あのドキドキヒヤヒヤしたのはなんだったのか?と。まぁよく考えてみたら何百という出店者にいちいち返事なんて出来ないか…けども、、ごった返している受付を見ながらもう少しやりようもあるんじゃないのかな~?と思わずにはいられなかった。
とりあえずは入場完了。
まだまだ暗い中でお店の準備を始めます。が~周りには数店舗しかない・・・「5時半までに設置必須ってあったのに??」結局、お店がほぼ埋まったのは9時近かった。も~

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(昼近くにようやくイイ感じ)

そもそもこのフリマに出店しようと思ったのは、友人は自宅にあったアメリカ人の旦那さんの着ていたモノや自宅で使わなくなった雑貨を減らす事。私は、このフリーマーケットに少しでも早く入りたい。というのと、フリマで購入したモノを保管しておく場所の確保が目的でした。このマーケットはとても広く店も多いので全てを見て買い付けするのにいつも私は時間が足りなくて、ちゃんと見きれない自分自身に物足りなさを感じていたのです。。フリーマーケットでは限られた時間でどれだけのモノを見てどれだけの量の仕入れが出来るか、にかかっているのでスピードと効率の良さが必須なのだけれど、その二つともに私は課題があり、、、なので今回友人の協力を得て、その課題をなんとかしたいと考えたんです。車を中に入れる事で買ったモノを運ぶ時間を短縮でき、その分買い付けの時間が増やせられる、という計画です。・・・とはいえ、せっかくお店を出すのだから何か販売出来てちょっとでもドルを増やせられたらありがたいな、と、日本から商品を持ち込みました。お店の在庫(ヨーロッパの古いモノ)や日本の骨董市で購入した木彫りの置物、そしてスタッフから預かったヴィンテージのイッセイミヤケの洋服数点で参戦です。数にすると20点くらい。少ない。。
目的がそんな感じなのでテーブルも使わず地面に直置きで勝負です。始まるや否や私は買い付けに直行、お店番は友人がしてくれました。買っては戻り買っては戻り・・・を繰り返しながらお店の売上経過も確認します。
その日は終始快晴でサイコーのフリマ日和。途中暑くてへとへとになりましたが、休憩する場所もあり常に空身でいられたことで体力も奪われず、フットワーク軽く動けました。結果、いつもより沢山のお店を見れたし、余裕を持ってモノも見れた事で仕入れの内容もなかなか満足のいくものでした。いいことずくめで協力してくれた友人に感謝です。
そしてお店の結果の方はというと、、、一言で言うなら惨敗(笑)。価格の高騰しているヴィンテージのイッセイミヤケや汚れているけどパタゴニアのウエストポーチや友人の雑貨やアメリカのネクタイなんかは売れていましたが、日本の古い雑貨やお店の在庫(サイズの問題)はイマイチ反応が薄かったです。ブランドのモノは良かったです。特にイッセイミヤケの洋服は業者がまとめ買い。コンデションもレアさもそして価格も良かったからか「ラッキー」と小さくガッツポーズをして購入していったと聞きました。帰りの車の中では二人で反省会です。内容?価格?見せ方?何が不足していたのか?どんなものに興味を持ってもらえるのか?次はどうする?疲れていたし結果もあまり良くなかったけど二人して興奮気味に(笑) ああでもないこうでもない、の会話がもう楽しくて仕方がなかった。何となく状況が分かったので再チャレンジしよう!と決意を新たにしてその日のフリーマーケットを終えました。次回はあれを持っていこうと既に構想しております。ウフフ。。。新しいことにチャレンジするのってやっぱり楽しいですね♪
スタッフには良いお土産が渡せました(チャリンッ)