ヨーロッパ買い付けの旅 2022年春 ④

悶々としながらも宿を移動。
イタリアの最終日を過ごす空港近くの宿は、海まで徒歩3分くらいの所を選んでいました。最後にアドリア海を見たかったのと海の幸がその理由です。
しかし、今回はさすがに浮かれた気分にはなれなかった・・・
荷物はイタリアの郵便局から送る事をあきらめて(あきらめざるを得ず)フランスまで私と一緒に行くことにしたものの、飛行機にこの9箱を載せてもらえるんだろうか?という不安。もし載せてもらえなければ置いて行かなくちゃいけない、それは絶対にイヤだ!明日空港カウンターに行くまでどうなるか分からない。。いやいや大丈夫、何とかなる!頭の中はその葛藤でワーッとなりそうだったので、とりあえず気を紛らわそうと海のそばをブラブラ散歩することにしました。

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わぁ…
海に出るまでの道のりがまさしくマルコ(母を訪ねて三千里)の世界!! で自然に歌が出てきます♪
海は向こう岸ががすぐそこに見える入江でした。昨日までいたOSTUNIとは全然違っててこれもまたイイ。向こう岸は見えていますが、それでもやっぱり海は気持ちを開放的にしてくれます。夕食にはまだ早い時間で海岸沿いのレストランはどこも閉まっていて、たまにランニングやウオーキングの人がいるな~というなんとも静かな海沿いの道をただ歩きます。日が暮れるまで歩きます。

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魚介類を提供するレストラン(夜にオープンのようでした)が海沿いにズラ~っと並んでいて、想像するだけでよだれが出そうになりますが、大人しく宿に戻り夜ご飯には日本から持ってきた焼きそばUFOを食べます(何となく贅沢しちゃいけない、という気分でもあった・・・笑)
イタリア語の『フレンズ』が流れるテレビを観ながら食べつつ、何気なく壁を見ると「ん?」何か描いてある。

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『If you can DREAM it,you can do it.』by Walt Disney

って・・・・・
ちょっと、なんか…なんなん? と突っ込みたくなる展開ながらも、
ふ・不覚にも…励まされてしまいました(笑)
「そうだ!大丈夫!何とかなるよ!」と。
ホント弱っていましたね。

そして運命の日。(大げさ)
空港までは大型の車で迎えに来てもらいます。ウーバーはそこで普及していないので(なのにQRコードは稼働している…)ネットで業者に予約をしておきましたが、空港までわずか20分程の距離で2万円もしました。ヒー。
チェックインまでは相当な時間があったので職員とのやりとりをひたすらシュミレーションしていざカウンターへ。
「9箱預けたいですっ。」
空港職員は一瞬ギョッとしたあと、ニヤリとして
「ㇳゥーエクスペンシブよ」と。
やった!載せてもらえる。荷物を置いて行かなくて済む!飛び上がるほど嬉しくて金額なんてもうどうでも良かった。
「シーシー(イタリア語のイエス)」
職員の気持ちが変わらないうちに、とジャンジャン荷物を台に載せていきます。まぁ少し考えればわかる事なんですがコロナで乗客の少ない航空会社にとって私はありがたいお客です。

こうして9箱の段ボールと私はパリに向かうのでした。。

振り返ると今回のイタリアでの買い付けの旅は初めから終わりまでハプニング続きで、コロナで変わってしまった事に右往左往して気の落ちつくときが無かったように思いますが、美しい街並みや美味しい食べ物、そして心躍るアンティークの数々は以前と変わらず素晴らしくて、また行きたいな~次回は海の幸を満喫して行き損ねたお気に入りのアンティークショップに行ってそれから、、、と想像している自分がいます。その頃にはグリーンパスが不要のモノとなっている事を祈りつつ。
チャオ、イタリア♪

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