アメリカ買い付けの旅 2021年夏 ①
7月1日から19日までアメリカに買い付けに行ってきました。
海外での直接の仕入れは約1年半振りです。
アメリカ国内の状況が改善してきたことと、それに伴い色々な場所でフリーマーケットが再開されたことが大きなモチベーションになり「行こう!!」と決断しました。たまたま関空着の飛行機の予約が取れたのも背中を押してくれました。
しか~し!
行くにあたりいくつかのハードルを越えていかなければならない。。。これが本当に面倒くさい、というか大変です。下記が今までの買い付けと違った点です。
①日本出国の際に有効なPCR検査の陰性証明書を提出(出国72時間前までのお医者さんのサイン入り証明書)
②アメリカ入国に際して宣誓書の提示
③アメリカ国内移動時に必要な健康状況報告アプリを導入(一部の州のみ)
④アメリカ出国の際に有効なPCR検査の陰性証明書を提出(出国72時間前までのお医者さんのサイン入り証明書)
→日本に向かう飛行機に乗る際に提出するもので、アメリカの診療所でPCR検査を受ける
⑤日本到着時に空港にて再度唾液のPCR検査
⑥日本入国前に入国後の待機中に必要な厚生省のアプリを個々に説明の上、導入される
⑦空港から自宅までの交通手段の確保(一般の乗り物には乗れないため。私は友人に関空まで迎えに来てもらいました)
⑧日本入国翌日から2週間の自宅待機
⑨厚生省からの毎日の居場所確認メール
等々・・・
ふぅ~
特に③④はアメリカに行ってから必要な内容なので?だらけ・・PCR検査については予約が10日前からしか出来ない上、アメリカで英語でやり取りをしなければならない、という。。。果たして私に出来るのか⁈
行く前から不安でいっぱいです。
まずは京都でPCR検査を受けて陰性の結果をもらわないと何も始まらない。陰性の電話をもらうまでのドキドキったら・・旅の準備も出来ないほどでした(笑)
だから電話をもらえた時は本当に嬉しかった♡
旅の行程は カリフォルニア州(サンフランシスコ,ロサンゼルス)→ニューヨーク州→コネチカット州→マサチューセッツ州です。ロスは1日、ニューヨークは2日のみ・・と行く意味あるのか?という内容ではあるが『C’mon AMERICAN…』やからね!となんだかよく分からない理由をつけて、さあ出発です===
(まずは、TVドラマ(デスパレートな妻たち)に出てくるような、ベイエリアにある知り合いのお家に宿泊)
「ぁあ・・来た・・」
心地いい風が吹き抜ける開放的なサンフランシスコ空港に無事に降り立った時、嬉しいような緊張するような何とも言えない感じでした。いつもみたいに「キャー来た来た!カリフォルニアだ!ばんざ~い」みたいな全身で嬉しい♪というふうにはならなかったです。”絶対に感染しちゃいけない”というのが強くあってキョロキョロじゃなくてギョロギョロしている、というような。素直に喜べないのが悲しいけど実感です。知り合いの車で街なか(シティー)に向かっているときに少しずつリラックスしていきました。
約2年ぶりのサンフランシスコ。街の中心部は様子が大きく変わっていました。目抜き通りにあるたくさんの大型店やビルにはウインドーに板が打ち付けられCLOSEやRENTの文字が・・・知り合いによるとこの1年でリモートワークと観光客が来ない事とで多くの企業がビルから撤退したそうです。またBLM(Black Lives Matter)運動の際、暴動が起こり板でウインドーを保護せざるを得なくなったらしい。元々多かったホームレスが一層増えたなぁ、と感じる街の風景でした。でも少し外れたところに来るとそんな街の様子も変わって来ます。小さなお店(個人商店)が立ち並ぶエリアです。どこも元気よくオープンしていて人が沢山歩いたり買い物したりお茶したり・・・している!! いつも行っているローカルのスーパーマーケットも元気だ !! ホッ…良かった。
色々と思うことはあるけど、、、とりあえずは大好きなメキシカン食べて寝るとします。
(シュッとアップデートされていた『BI-RITE』のバッグ。前の方が…)